マルタでMarsaxlokk(マルサッシュロック)のフィッシュマーケットに行ってきたので市場の様子をレポート!

今回はマルタに住んでいる人なら誰もが1度は行ったことがあると言われるMarsaxlokk(マルサッシュロック)のフィッシュマーケットに行ってきたので、その様子と買ってきたものを紹介します!

先日別の記事でご紹介したSt. Juliansの美容室、Hair Nail Salon Ton&Semの美容師Tonさんにカラーをお願いした際、Marsaxlokk(マルサッシュロック)でのフィッシュマーケットについて教えてくれて、車で月1、2回行っているので一緒に連れて行くよ!と言ってもらい、早速その次の日曜日、Tonさんの車でMarsaxlokk(マルサッシュロック)のマーケットに連れってもらうことになりました。

新鮮な魚介が安く手に入る、地元の人もおすすめのMarsaxlokk(マルサッシュロック)のフィッシュマーケットへ!

マルタは海に囲まれた島なので海鮮がたくさん食べられる!と期待していたのですが、スーパーで売っている魚や貝は、日本のスーパーより少し高い印象。タクシーの運転手さんたちに聞いた話では、Marsaxlokk(マルサッシュロック)のフィッシュマーケットでなら安く新鮮な魚介、そのほかにもいろいろなものが手軽な価格で手に入るとの情報を聞いていたので、行きたいと思っていました。しかしGoogleMap上ではSt.Juliansから車で30分程離れた場所にあり「そのうち行こう」と思っていたところだったので、車で連れて行ってもらえるというお誘いはとても嬉しい提案でした♪

Tonさんご夫妻にMarsaxlokk(マルサッシュロック)マーケットへ連れて行ってもらう車内の様子

Marsaxlokk(マルサッシュロック)までどのくらい?

朝7:30という早朝に出発し道路が空いていたためか、St. Juliansから20分弱であっという間に到着!マーケットに1番近い駐車場はすでに埋まっていました。早速Tonさん夫妻の後について、魚介を買いにお店に向かいます!

Marsaxlokkマーケットで魚介コーナーを見つめる私たち
Marsaxlokk(マルサッシュロック)マーケットで魚介コーナーを見つめる私たち

魚介はいくらくらい?

入り口から歩いて間もなくすると、魚介を売るお店が10数件ほど並んでいるゾーンがあって、さまざまな新鮮な魚介が売られていました。Tonさんのご友人の魚屋さんが、「一番新鮮で安くておすすめ!」ということで、そちらのお店でエビ500g €4.5、Tonさんに美味しいから食べてみてと超おすすめされたマルタで獲れる謎の魚(AWRAIT)€7、サーモンの切り身の余った部分たっぷり1袋 €2を購入。また他の魚屋さんで、いか大1匹€4.5を購入しました。

maruko
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Tonさんご夫婦は私たちとあまり歳が変わらないのですが、小学生、中学生、高校生の3人の息子さんがいて、食べ盛りのため2週間に1回、このフィッシュマーケットで魚や果物を大量に仕入れているのだそうです!

マーケットには何が売っているの?

魚以外にも、野菜や果物、お菓子、洋服、靴、下着、生活・キッチン雑貨、お土産、布団などさまざまなものが、スーパーよりも比較的リーズナブルな価格で売られていました。マーケット全体の雰囲気は、ベトナムやタイなどのアジアの市場によく似ています。

マルタの伝統菓子Kannoli(カンノーリ)を売るお店
野菜コーナーで買い物をするTonさんご夫妻
可愛いお土産や雑貨も売られている

買い物は現金のみ?

現金払いが基本なので、ATMなどで引き出しておくと安心ですが、実は現地にATMがあります。うっかり引き出すのを忘れてしまっても、そこで引き出せるので安心です。入り口のところに、ATMと併せて比較的綺麗なトイレも常設されているので、観光しやすいです。

入り口付近に常設のトイレとATMがあるので安心

他の観光スポットは?

海、マーケット、空、ボートの景色がとにかく素敵なMarsaxlokk(マルサッシュロック)

近くにSt. Peter’s Poolという場所に€5で行ける観光ボートがありました。おじさんがラッパのようなものを鳴らして「Come on, guys!」と観光客を呼んでいました。私たちは今回は行きませんでしたが、Tonさん的には泳げるから夏に行くのがおすすめだとのことです。

Tonさん夫妻の優しさに甘えて観光&ショッピングを楽しむ

10:00頃になるとTonさんたちはこの後予定があるとのことで、一旦ここでお別れ!私たちはもう少し見て行きたかったのですが、朝に買った魚が悪くなってしまうか心配していました。するとTonさんが、「家の冷蔵庫に入れておいてあげるから、ゆっくりしておいで。夕方にまた取りに来たら渡してあげる」と持って帰ってくれたので、その後、魚のことを気にせずゆっくり観光することができました。Tonさんの優しさに甘えまくりな私たちでした。

参考:マーケットで手に入れた魚介以外のもの

その後、私たちは、スーパーやホームセンターではなかなか見かけなかったり、高すぎたりして、まだ手に入っていないものを探すことにしました。

最終的にマーケットで手に入れたもの(魚介以外)はこちら

  • コリアンダー €0.5
  • Sweet Plum 4個 €4.5
  • トング €4.5
  • 靴の中敷きフリーサイズ €4
  • 靴べら €3.5
  • シリコン鍋しき €2
  • 計量スプーンセット €1.95
  • タッパー類 各€1 – €2
  • サングラス2個 各€5
  • ポテトチップス2個 各€1

日本だと100円ショップや3coinsなどの手軽な生活雑貨のお店などでも手に入るものが多いですが、マルタには手頃な価格で生活雑貨が揃う店はあまりなく、ホームセンターもモノによってはこの品質と種類でこの価格…!?といったものも多く、全体的に物価が高く感じます。例えばトングはスーパーで€11-13(日本円で2,000円前後)するものしか見当たらず、買えない値段ではないものの、普通のトングに2,000円は出したくないなあと買えずにいたので、€4.5で買えてよかった!

maruko
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マルタで安く買えるものは、パンです。さまざまな種類のパンがあり、だいたいどこでも€1から€2程度でたくさん買うことができます。またローカルの人の国民食であるPastizzi(パスティッツィ)というリコッタチーズ入りの小さなパイもだいたい€1以下で買える手頃なものの1つです。そのほかのモノは日本よりも同じくらいの価格か、日本円が安くなっている影響もありますが、品質や内容に対して高いと感じるものが多い印象です。

観光&お土産探しまたは魚介の買い物にもおすすめ

教会がすぐ近くにあって、ヨーロッパならではの雰囲気も感じられる

ということで、今回、心の広いTonさん夫妻のおかげで、初めてのMarsaxlokk(マルサッシュロック)フィッシュマーケットを存分に楽しむことができました。行ってみた感想としては、マルタに1週間以上滞在するなら、ぜひ観光として1回は訪れてみたい場所だと思います。景色も綺麗だし、マルタの漁師さんたちが直接魚を販売していて、活気あふれる様子が見れます。もちろん、新鮮な魚や野菜を、スーパーよりも安く手に入れることができるのも魅力です。

長期的な生活では車があると通いやすく、たくさんまとめて買いたい人ほどお得!

長期的な生活をする場合、車を持つようであれば、Tonさんたちのように1ヶ月に1,2回行って、魚介や果物を仕入れられると、お得に新鮮なものが手に入って、生活がより充実できそうなイメージです。

車がない生活スタイルの場合、重い荷物や魚を運ぶ必要があるので、バスは結構大変そう。タクシーは往復 €25-30かかるので、たくさん買う場合でないと、お得度が下がってしまいそうです。

私たちの場合、現時点で夫婦2人で車なしで生活しているので、今のところ日常的にはスーパーや魚屋さんで魚介を買って、観光目的でフィッシュマーケットを楽しむ、というような感じになりそうです。また可愛らしいお土産もたくさん売っているので、マルタ土産を買う時にも行きたいと思います。

Marsaxlokk(マルサッシュロック)マーケットの概要

私たちは8:00頃に着いたのですが、その時にはもうお店が空いていて、結構人もいたので、もしかしたら朝7:00-7:30くらいには始まっているかもしれません。10:30頃から一気に観光客が押し寄せ、特に魚介エリアは前に進むのが大変なほど混んでいました。新鮮な魚介をたくさん買いたい人は、できるだけ午前中の早い時間(10時前)に行くと買い物がしやすそうです。

開催場所Marsaxlokk Harbour(マルサッシュロックハーバー)
開催日時毎週日曜日 早朝から夕方まで *朝は遅くとも7:30には始まっていると思います
混雑時間10:30頃からとても混雑します
支払い方法現金が主流
ATM入り口付近に1つ有
トイレ*入り口付近に男女別のトイレ有
*トイレットペーパーがついていましたが、不安な場合は持って行くと良さそうです
行く方法バス、タクシー(参考:St.JuliansからeCabsで片道€13前後)
Marsaxlokk(マルサッシュロック)マーケットの概要

準備していくといいもの

魚介を買うなら保冷バッグがあると便利

SliemaのMINISOUで€4でゲットした保冷バッグが結構便利だった

魚介を買うと、基本的にビニール袋で渡してくれますが、そのまま持ち歩いて観光したり他の買い物を楽しむのはなかなか大変かもしれません。匂いがついても良いチャック付きの保冷バッグがあると、冷たくコンパクトに保てて便利です。保冷バッグがない場合、多少匂いがついてもOKな水漏れしない袋や、保冷ボックスのようなものがあると良さそう。もう少し暑くなってくると、マーケット内の雑貨屋さんやバッグ屋さんで保冷バッグも販売されるようなので、現地で調達するのも手かもしれません。

日差し・紫外線対策しっかりと

マルタ自体が日本よりも紫外線が強い印象ですが、Marsaxlokk(マルサッシュロック)はさらに紫外線を浴びる量が多い感じがしました。高い建物がないので日陰が少なく、ずっと屋外で過ごしていたためかもしれませんが、日焼け止めや帽子、サングラスがあると良さそうです。普段あまりサングラスをつけない私たちもマーケットで1つ€5のサングラスをゲットしてつけた途端に、目がすごく楽に感じました。サングラスは現地でも安く手に入りますが、お気に入りのものがある人は持って行くと良さそうです。

maruko
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街の中にある身近な魚屋さんについてはまた別の記事で書こうと思います。それでは充実したマルタ魚介ライフを!